地下3階

あっち行ったりこっち行ったり面倒くせぇ~!!


いきなりマップが5枚!しかも1枚目と3枚目は全部画像を作ってからサイズを変えたから数字も小さくなっちゃった!見づらくてスマンぷりぷり!!ていうか、マップ作るのが一番大変っスよ。


さて、いつも通り①からスタートすると、いきなり下へのハシゴが2つもある!いきなりクリアで4階なのか~!?と思いがちですが、違います。ここはまず、右の方のハシゴを降りましょう。


ハシゴを降りると②に到着です。ハシゴの横で激しく戦う音が聞こえますが、ジイ様は遠くに見える宝箱に興味を示します。「やりぃ!50ゴールドとファイヤーボールの巻物を入手したぜ!若者風に言うと『ゲットだぜ!』という感じかのぉ?ふぉふぉふぉ…」ニヤニヤしながら一人ごちると、ジイ様はようやく戦いが行われている方へ向き直りました。

「やめて!私のために争わないで!」とヒロインごっこをした後、記念撮影


「ほほぅ、トロールとゴブリンの戦いじゃな。どちらも憎い敵じゃが…」

地下2階で行った自らのゴブリン虐殺がフイにジイ様の頭をよぎりました。

「ゴブリンを助けてやるかのう」


ジイ様は遠くから、拾ったばかりのファイヤーボールをトロールめがけて発射しました。トロールは一瞬のうちに焼け焦げて死んでしまいました。ゴブリンはちらりとジイ様を見ましたが、息も絶え絶えドアのカギを開け、ドアの向こうへ消えていきました。

ぶわーん&しゃりーん

ちなみにファイヤーボールを外しちゃってゴブリンに当ててしまった場合、トロールはこちらへ向かって攻撃してきます。もちろんジイ様の敵ではないのですが、どういうわけか、このトロールの体力は最高値です。ジイ様は「強制幽体離脱こっつん杖」を使用します。

ジイ様は、ゴブリンが礼も言わずに部屋から出て行こうとしている事を責めることもせず、ゴブリンの背中を見ていました。ふとトロールの死体に目をやると、握りしめているナイフに気づきました。


このナイフは好戦的なトロール族が使うと言われる「死ぬまで戦いをやめない呪いのナイフ」です。このナイフを手にしたトロールは、誰でもそばにいる者と戦いを始め、自分が死ぬまで戦う相手を捜し求め続けるというものです。ジイ様は、うっかり柄の部分を握ってしまわないように注意しながらアイテム袋にしまいこみます。

ジイ様は自らの行った虐殺についての罪悪感から、ゴブリンとは今すぐ出会いたくないと思い、一度①へ戻り、今度は左のハシゴを試してみることにしました。

左側のハシゴの先は③です。ジイ様がハシゴから手を離すと、また戦っている音が聞こえてきます。「やれやれ、同じ種族だというのに争っちゃいかんのぉ」今度はゴブリン同士が殺しあっています。ジイ様はどちらの味方につくか、悩んでしまいました。悩んでいる間に、ハシゴの近くにビンを見つけたので、とりあえずゲットしておきます(ビンの中にはグリーンスライムが入っているので開けてはいけません)。

今度は「ケンカをやめて~、二人を止めて~」とベタな歌を歌いながら記念撮影

「ようし、左の奴を助けてやるかのぉ」ジイ様は戦いに夢中になっている2人のゴブリンの傍に移動し、先ほどと同じようにファイヤーボールを一発発射しました。あっ!?ジイ様の手元は狂い、左側のゴブリンを助けるのではなく、焼き殺してしまいました。
「しまった!」ジイ様は思わず冷や汗をかいてしまいましたが、右側のゴブリンはひどく感激し、ジイ様に礼を言いながら去っていきました。「なんじゃ、右側の奴ってば、イイ奴じゃないか」焼き殺したゴブリンの死体からは指輪を入手しました。この指輪をはめると、ゴブリンの姿になることが出来ます。「ドラゴンクエスト」風に言うと「変化のつえ」ならぬ「変化のゆびわ」なのでした。
うぅっ!?この死体、よく見ると茶色い!!トロールがゴブリンに化けて侵入していたのか!!ゴブリンさんも良く見破ったものじゃわい。

ちなみに間違ってゴブリンにファイヤーボールを当ててしまった場合、
ゴブリンに化けているトロールが襲い掛かってきて
ジイ様の「石化砕散こっつん杖(せきかしょうさんこっつんづえ)」が再炸裂します。

更にジイ様はハシゴを下り、④に到着します。「そうじゃ、この先ゴブリンに会っても戦わなくても済むように指輪をはめておくとするかのう」ジイ様は指輪をはめ、ゴブリンの姿になりました。「うっひょ~!体は緑だけど、ムキムキじゃわい!!」


「でも、なんだか体が臭いような気がするのぉ…」
ぶつくさ言いながらも、宝を守っているゴブリンに恐る恐る近づくジイ様でしたが、ゴブリンはジイ様を一瞥しただけで、特に何もしません。


「何じゃこいつ。ワシが宝を探ってるのに何もせんとは。宝を守っとる意味がないじゃないか。」ジイ様は、ずさんな警備のおかげで誰も傷つける事無く宝物をゲットできているのも忘れているようです。宝箱の中は50ゴールドと、トロールを麻痺させる魔法の粉(ガスボム)が3袋入っていました。

これ以上下は無いので、一度上へ戻ります。そこでジイ様は衝撃を受けました。


「なにっ!!はっハシゴを上ることが出来ん!!」不器用なゴブリンはハシゴを上り下りすることが出来ないようです。…という事は、各階にいるゴブリン達はどうやって階を行き来しているのでしょう?ジイ様は考え込みながら指輪を外しました。

ジイ様は、一度①へ戻り、右側のハシゴを下って②へ移動し、⑤の部屋へ入りました。

ぐがっ!?そこには…さっき死んだはずのゴブリンの王様が!!


驚きのあまり、ジイ様が棒立ちになっていると、王様はゆっくりと口を開きました。


また会ったな、老人よ。そなたは私の命の恩人だ。
ここを通り抜けても構わないが、この先はトロール達の住処だ。
トロール達と我々ゴブリンは戦争状態にあるため手助けは出来ないが、
くれぐれも気をつけてな。

玉座の横のハシゴを上ると、そこは小さな部屋でした。ジイ様はゴブリンの王様が生きていた事を知り、心臓がバックンバックンしているのに気づきました。「王様ったらワシが殺しまくったついでに王様も殺しちゃおうとしてたことをすっかり誤解しとるようじゃの。でも、まぁ良かったわい。王様だけでも生きていてくれてのぉ。」ジイ様の胸から罪悪感が少しずつ消えていくのが感じられました。

ちなみに、ここでゴブリンの姿になっていると「卑怯者!お前はオレ様に水をくれないわ、カギだけ持ってっちゃうわ、オレを見殺しにするわ、本当に最悪だな。ここで殺してやる。」と言われ、落とし穴にハメられてしまいます。


この小さな部屋には、ランダムに飛び出すスパイクのトラップが仕掛けられています。ここは、上の図の通り進みましょう。上ってきたハシゴから数えて1マス上のタイル2列と、宝石が置かれているタイルを挟んだ1マスずつの縦に並ぶタイルは安全です(多分)。宝石をゲットしてから、さっきの安全タイルまで戻り、下りのハシゴまで歩いていきましょう。くれぐれも、安全タイルからはみ出ないようにしてください。

安全タイルからはみ出ると、一発でこうなっちゃいます。

⑦へ到着すると、トロールの姿が見えます。ジイ様は、さっきゲットした「呪いのナイフ」をトロールの足元に投げました。トロールは吸い寄せられるようにナイフを拾うや否や、近くのトロールに向かって走り出し、攻撃を始めました。


「おうおう、呪いのナイフは凄い効き目じゃのぉ」
トロールの大迫力な戦いぶりを間近で見物するジイ様

ジイ様は殺しあうトロールの横を通って⑧へと進みます。ここでトロールが襲い掛かってきますが、さっきゲットした「トロールを麻痺させる魔法の粉」を使いましょう。ちなみに戦って殺すと、「電気ビリビリ骨まで見えちゃうこっつん杖」を見ることが出来ます。

ばしゃーん!

びりびりびり…

どさ

⑧の部屋にはビンが置かれています。このビンの中の液体を飲むと攻撃力が2倍になります。お得です。⑨に入った途端トロールが襲い掛かってきますが、このトロールは体力値が高いので、液体を飲んでパワーアップしておきましょう。⑨のトロールを倒すと、「あなたは背が高すぎるので頭をお腹にくっつけちゃいましょうこっつん杖」を見ることが出来ます(ガスボムを使ってマヒさせ、横をすり抜けてしまうのも良いでしょう)。

すかっ

べちゃり

⑨の部屋の隅に、魔法陣が書かれており、その中心部から炎があがっています。ジイ様は炎をじぃっと見ていましたが、「ジイ様が炎をじぃっと見ている」というオヤジギャグしか思いつきませんでした。
どうしたらよいか分からなくて途方に暮れてしまったジイ様は、部屋にある干草のベッドでうつらうつらしながら、「あの王様は確かに死んでしまったと思ったんじゃがのぉ。このダンジョンには不思議な力が宿っているんじゃろうかのぉ。それはともかく、トロールどもは階を越えて移動してるみたいじゃからゴブリン達とは違ってハシゴを上り下りできるんじゃのぉ…。」
と、その時、燃え盛る炎が一瞬だけピンク色になるのに気づきました。


「なるほど、コレか!」ジイ様は、炎がピンク色になるその瞬間を狙って炎の中へ飛び込みました。そして、何となく先ほどゲットした宝石を置くと…。



ジイ様は、見慣れた場所(①の北側)に立っている自分に気づきました。「ホントに不思議なダンジョンじゃのぉ…」


「やれやれ、今回は結構楽だと思ったんだけど、何だか画像が多くて重くなってしまったのぉ。『アウト・オブ・ディス・ワールド』の時もそうじゃったが、みんなガマンして見てくれてるかのぉ」

ジイ様のハードボイルドな旅はまだまだ続く…。